暗い冷たい悲しい幸せ

シアワセ(会社員)の日記

祖父母は元気。

Dont Worry, About A Thing-Bob Marley
Dont Worry, About A Thing-Bob Marley | Flickr - Photo Sharing!

土曜日の夜7時ぐらいにアパートでネットを眺めていると携帯がブブブっと鳴りだして、おじいちゃんから電話が来たなーと思う。

前の記事に書いた通りお決まりの内容を言われるんだろうなとわかってるけど今回はすぐにとる。というのも、そう、もしかしてもうボケてるかどうかってのがすごい気になってしまって確認したかったからだ。前の記事書いた後に、もしおじいちゃんやおばあちゃんがボケて俺の事忘れちゃったら…と考え始めたらスンゲー悲しくなってしまって涙が止まんなくなってしまってそうなる前に色々話す事あるしやりたいこともあるしそれができなくなったら嫌なのだ。だから今回の電話ではおじいちゃんに定型的なことだけ言わせないで俺からいろいろ聞いてみてしっかしりしてるか確認するつもりだった。

俺「よう、○○(俺の名前)だよー」

祖父「おお、○○君かー、元気でやってるかー、最近寒くなってきたからなー、大丈夫かと思ってやー」

とここまではいつもの会話で

「そっちは変わりない―?」とか「車のタイヤ変えた?」とか「家の枯れた杉の木を切るっつってたけど切ったー?」とか「お姉ちゃんの就職決まったって聞いた?(就職浪人中で最近内定した)」とか近況について色々聞いてみた。そしたら完璧な答えを返してくれて、というか普通に自然に会話できるしまだまだ大丈夫じゃん!とほっとした。

特に祖父から祖母に変わってもらってに杉の木の話をしたとき、俺が「あの木は何年前くらいからあるんだっけねぇー」といったら祖母が「アレは私たちの結婚した2年後くらいに植えたやつだからもう50年くらい…」と相当前の記憶までばっちり答えてくれるのがもう嬉しくてしっかりしてるってわかってまだまだ元気でいてくれてるって安心してまた泣いてしまった。小さいころは良く学校に車で送ってもらったり買い物に連れていってもらってダダこねたり親に内緒でゲーム機を買ってもらったりそれがばれて祖父も怒られたりとかなんかもう迷惑かけた記憶しかないのだ。思い出に残ってるのは小学校の頃国語の本を読む宿題があってその音読を聴いてもらってハンコ押してもらったのは祖母だったことだ。俺は音読が好きで今でも好きな本を読むときはたまに音読している。だからそのやさしい記憶が俺にとってずいぶん大切で重要なものになってると気づいて祖父母への感謝の気持ちが大きくなる。そういうことに対する恩返しを何かしらしたいのだ。それは前にも書いたけどたくさん会話したりだとか何かを手伝ったりとかレールが外れかけている自分自身の生き方をきちっとすることで心配をかけないこととかそういうことだ。とりあえず今はまだ元気そうだということが確認できてとてもほっとしている。来週の連休は実家に帰っていろいろなことを話そうと思う。